水族館の水槽に使われる海水

日本は世界一の水族館大国であり、世界に約500か所ある水族館のうち約100か所が日本にあり、水族館の入館者数も年間3000万人で、世界一となっています。

水族館は大人にとっても癒される空間で、老若男女問わず人気ですね。

水族館で使われている海水はかなり大量ですが、いったいどこからどうやって運ばれてくるのでしょうか?

魚の種類によって水温や水質を細かく管理する必要があるため、海水の管理と補充は水族館にとって重要な問題です。

その海水を持ってくる場所や水族館の立地条件などにより異なりますが、近くの海から引いてくるというのが一般的なようです。

水族館が海岸線に立地している場合には海に向かって収水路が引かれ、潮の満ち引きを利用して海水が取り入れられます。

内陸にある水族館や、海水を取るのに適さない場所にある水族館だとトレーラーで海水を運んでくる方法がとられることが多く、費用は高額となります。

葛西臨海水族館では海運会社と契約していて、帰路につく貨物船が船を安定させるために積むバラスト水を利用しているそうです。

また、人工海水を利用している水族館もあります。

海水と同じ成分を調合して作る人工海水はコストが安く済み、水に病原菌が混じる可能性も小さいという利点があります。