心身症と神経症の違い

神経症と心身症の違いがよくわからないという人は少なくないのではないでしょうか?

心身症は、一般的な心の病気と体の病気の中間のような病気で、過剰なストレスなど何らかの心理的原因や要因により、胃潰瘍や高血圧、緊張性頭痛、アトピー性皮膚炎といったさまざまな身体的症状が現れてくる病気です。

ふつうの身体の病気だと思っていたら、実は心身症だったということもあります。

心身症は身体疾患なので、治療は心療内科を受診します。

神経症は、身体的には特に悪いところはありませんが、心理的原因や要因により何らかの精神面での病的症状が現れます。

パニック障害や社交不安障害、心的外傷後ストレス障害などが神経症の病気で、精神科での治療となります。

心身症と神経症はどちらも心理的な原因により引き起こされる病気ですが、心身症は症状が主に身体面に現れるのに対し、神経症は主に精神面に現れるという違いがあります。

両者とも抗うつ剤や抗不安剤の投与による治療が行なわれますが、心身症の場合は身体症状が出ますので、たとえば高血圧なら降圧剤、胃潰瘍なら抗胃潰瘍剤の薬が投与されます。

高血圧の人が薬物や食事でよくならない場合にはストレスなど心理的原因を疑ったほうがよいかもしれません。